後藤竜二さん

後藤竜二さんのお別れ会のため、東京に行っていました。

会場となった早稲田のリーガロイヤルホテルには、全国から400名近い方々が集まりました。あさのあつこさんがおっしゃいましたが、後藤さんは仲間の事となると「すぐに、お祝いしよう!」と、受賞パーティーや出版記念会の開催にのり気になるのに、自分の事となると「いい、いい、いらない、いらない」と、いつも断ったそうです。
りっぱな会場にあんなにもたくさんの人が集まって、きっと会場に来られていた後藤さんは、照れ笑いしてはったかな。でも、たぶんすごく喜んでおられたと思います。

那須正幹さんが、「戦争で必死にどんぱちやっていて、ふと気がつくと、隣りで同じように闘っていた戦友が、玉に当たって倒れていた。そんな感じ」だと後藤さんの死を語られました。
後藤さんは、子どもたちのために、正面きって社会やその他のさまざまなものと闘ってらした。
あの日、会場に集まったみなさんが、後藤さんの意志を受け継いでやっていこうと心に誓われたのではないでしょうか。作家、画家、編集者、研究者など、児童文学に携わる多くの方々、そして読者……が、胸に熱いものを抱いて帰られたのではないでしょうか。
それを見届けた後藤さんは安心して、やさしく微笑まれた気がします。
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by honnara-do | 2010-11-26 15:04 | もの | Trackback