「もりくいクジラ」

先日、アミーニの講座で、師匠川村たかし先生の絵本「もりくいクジラ」(実業之日本社)を紹介しました。
川村先生は、クジラをよく書かれた作家さんです。和歌山県のクジラ漁を、何度も取材し、多くの作品にされました。

「もりくいクジラ」は、りこうなクジラ「もりくい」をしとめるお話です。
もりくいをしとめるシーンの描写のみごとさを、生徒さんに紹介したかったのですが、やはりラストの1ページも読みました。

ひよりじいさんは、はなしおえると、くるしそうな かおを したそうな。
つみもない クジラを とらなければ くらしていけない かなしみが、むねに つまっているように みえた。だが、じいさんの目は、じきに あかるく すんで かがやいた。
「まずしい 村が いきていくには、これしか ないのじゃ。」
そういって、とりの なくような こえで、ホッホッホと、わらったものだという。

初版は1972年です。
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by honnara-do | 2011-03-04 00:21 | | Trackback