『すずかけ荘のピアニスト』

レビューのつづきです〜☆

『すずかけ荘のピアニスト』(西村友里・著  朝日学生新聞社)
 児童文芸家協会の「童話塾」の実行委員のお一人、西村さんのデビュー作です!
 すずかけ荘は、ペパーミントグリーンの洋館。奈緒子は、ここで小学生活最後の夏休みを過ごすことになります。ママが入院することになったからです。
 不安な奈緒子を、すずかけ荘の住人たちは温かく迎え入れてくれます。
 すずかけ荘には、家主の弥生さんの他に、同じ小学六年生の祐輔と和也、大学生の高木さん、猫のクロの飼い主茂山さん、明るい蘭子さん、祐輔の母親のゆかりさん、和也の母親の洋子さん、キャリアウーマンの真紀さんが暮らしています。
 奈緒子と個性的な住人たちとの交流を描きながら、お話は進んでいき……そして、ある日、送り主不明の花束がすずかけ荘に届くところから、どんどんおもしろくなっていきます。花束は「すずかけ荘のピアニスト」あて。送り主は「次の演奏会を楽しみにしているファン」らしいのですが。
 実はすずかけ荘には、ピアノを弾ける人が何人もいるのです!
 さて、いったい「すずかけ荘のピアニスト」って、誰なんでしょう?送り主であるファンは?
 ラストには、その謎がきれいにとけます。さわやかで優しさにあふれた一冊です。
 
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by honnara-do | 2012-02-09 15:32 | | Trackback