『落窪物語』

母の通院の日でした。行き道、二人で梅の花を観ました。
母は、花が好きな人なので、とても喜んでいました。
たとえその事を母がすぐに忘れてしまっても、その瞬間に笑顔が生まれれば、それで良しです◎

帰ってきてから、はなうたを歌いながら、お掃除とお洗濯をしました。
暖かいと、家事をするのも、何をするのも、楽しいです◎

3月は、新しいお話を書いています。
執筆も、暖かいと、進みます。
だってだって、キーボードを打っていても、手が冷たくならないんですもの〜◎

さて、今日はストーリーで楽しむ日本の古典『落窪物語』越水利江子・著(岩崎書店)を、ご紹介します。

落窪物語は、日本のシンデレラ物語です。
継母にいじめられていた姫が、かがやく貴公子にみそめられ、幸せになるというストーリー。
いくら現代風に描かれているとはいえ、ベースは古典だし、ストーリーは何となく知っているし、正直、この歳のわたしが読んで、そんなにときめくとは、思っていませんでした。
ごめんなさい、越水せんせー。
で、でも、そ、それがです! めちゃくちゃ、ときめきました!!!
楽しみました、どきどきしました。ハート、どきゅんっ☆でした。
30代後半の私が、こんなに堪能したんだから、小学生女子は、きっともっと楽しめるはず。
おちくぼ姫は、縫い物をとても上手に仕上げる女性です。
虐げられた環境を嘆いてばかりではなく、どんな環境にあっても「美しく生きている人」です。
そんなおちくぼ姫が、幸せをつかんだ時、心からよかったと思えました!
また、脇役である侍女のあこぎとその恋人の惟成、それから馬面の兵部が、それぞれ個性的で、お話は単純なシンデレラ物語ではなく、上質なラブ&サクセス・ストーリーになっています。
さまざまなスパイスがきいて、複雑で奥深い味になっているという感じでしょうか。
個人的には、スパイスの一つ「馬面であるがゆえに恋に奥手で、けれど心優しい兵部」が、好きでした。ゆえに、兵部の登場するエピローグに、じーんとしちゃいました。
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by honnara-do | 2013-03-07 23:13 | | Trackback