カテゴリ:本( 232 )

ひろすけ童話賞

拙作『はなよめさん』(ポプラ社)が、ひろすけ童話賞の最終選考に残っていたようです。
受賞できなかったのは残念ですが、最終選考まで残れたのは嬉しい。
けど、やっぱり残念は残念。この賞、この作品に限らず、最終選考までいってダメだったことが他にもあったなあ、私。えっと、あれとあれと……あれと。

きみはお嬢様ぶっている、もっと全て投げ出して書けと、以前からとある二人の男性に言われています。そのお二人に接点はなく、なのに、そのお二人は申し合わせたように同じ事を言われる。
せいぜい苦労すればいい……という言葉も、最近、その二人からいただきました。突き放したような、とても冷たい言葉のようだけれど、私は、愛のこもったエールだと思っています。(勝手に……前向き解釈)
それで、ここ数ヶ月に、わわわっと襲ってきた苦労の数々も、「なに、くそー!」って感じで乗り越えています。せいぜい苦労すればいいと言われたから、せいぜい苦労してやる〜!って。

お二人が「よし、やっと書いたな」と言ってくれる作品が書けたら、それはいい線いくのかも。今日も、実はまた頭の痛いことが起こり、そのことを考えすぎて本当に頭痛がひどいですが……やけにならず、しっかり現実を見つめて生きよう、ペンを捨てずにやっていこうと思うのでした。
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by honnara-do | 2009-10-08 00:09 | | Trackback

新幹線の中では

新幹線の中では、まずお弁当を食べ、たっぷり文庫本を読み、そして少し寝ます。
いつもだいたい一人だと、このパターンです。
旅に出ると、この時間がとても贅沢。電車での読書は、すごく集中できていいです。

今回は、お友達が貸してくれた文庫本『結婚詐欺師』を読みました。乃南アサの本です。
さくさく読めて、行きの新幹線で上巻を、帰りに下巻を読破しました。私にしては、かなり早く読めたほうです。
騙された女性たちのプライドと執着心に、泣けました。詐欺師の男の正体を、おそまつな男に描いたのは、女ならではと思いました。男の作家が描くと、詐欺師の男はかっこいい男のまま終わる気が。

さて、新幹線を降りたら、その場からまたあわただしい生活がスタート。
まずは、新聞連載の校正を、最終回までしました。アルバイトに行き、たまった洗濯をし、両親の家をのぞき、猫の遊び相手をし、書き直し原稿を少しだけ進めました。
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by honnara-do | 2009-09-19 03:49 | | Trackback

「家族狩り」

「おによろし」を読了し、かばんの中に再び入れた本は、文庫本です。
以前から、少しずつ読み進めては中断、読み進めては中断をくり返している一冊。
天童荒太さんの『家族狩り・文庫版』
この文庫本の表紙絵を描かれたのは、拙作『古道具ほんなら堂〜ちょっと不思議あり〜』(毎日新聞社)のさし絵も描いてくださった日置由美子さんです。日置さんの絵、すごく好きです。
いつかまた、一緒にお仕事させて頂きたい。

『家族狩り・文庫版』は、全部で五部。一冊ずつ大切に読んでいます。
今、三部め。叫びと、そして祈りのこもった物語です。
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by honnara-do | 2009-09-10 10:20 | | Trackback

おによろし

かばんの中には、たいてい本を一冊入れています。そして、電車やバスを待つベンチでとか、電車の中でとか、喫茶店でとか、少しでも時間があれば、それを開きます。

今、入れているのは、「おによろし」(てらいんく)という児童書。作者は畑中弘子さんで、私は畑中さんの太くて力強い文章が好きです。児童書といえど、大人が読んでも、深くて味わいのある短編集になっています。

いずれも鬼が登場するお話は、表題作の「おによろし」他「モクの鬼(き)」「鬼ずいか」「角姫さま」「かみなりだいこ」など10編。
どの物語ももの悲しく、でも、力あふれるような作品。私は、「モクの鬼(き)」が一番心に残りました。
脳出血による半身麻痺を乗り越えて描かれたかすみゆうさんの絵も、また力強く、すばらしいです。

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by honnara-do | 2009-09-07 21:40 | | Trackback

つきよ、ぎく

毎日新聞の大阪版で、童話の連載がスタートしました。
「読んであげて」のコーナーで、今日1日〜末まで。1ヶ月間の連載です。
タイトルは「つきよ、ぎく」
12月に掲載された「ゆずゆず、きいろ」の続編です。

今晩も、月がきれいですねえ。
「つきよ、ぎく」は、お月見と菊の花が、大切なアイテムとなっています。

さし絵は、「プレアデス」の表紙絵を描いて下さっている古味正康さんです。

関西在住で、毎日新聞をとってらっしゃる方は、ぜひご覧下さい。
関西在住じゃない方、毎日新聞を購読されていない方は、
ネットhttp://mainichi.jp/life/edu/yonde/でもご覧頂けます!
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by honnara-do | 2009-09-01 20:26 | | Trackback

宝物

昨日、深さが足りないという話になりましたが、深いところまで描ききった、すばらしい作品といえば、この一冊。私の宝物です。
越水利江子さんの『あした、出会った少年』(ポプラ社)

この本を読み終えた時、心が震えました。……って、大げさみたいですが、他に言葉が思い浮かばない。

師匠・越水先生の御本だからリップサービスという訳じゃなく、この本に出会って、私は越水先生の弟子になったのです。

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by honnara-do | 2009-08-25 20:27 | | Trackback

原爆記念日

原爆記念日。合掌。
テレビや新聞、もっと特集があってもいいのにと感じました。
戦争がどんどん遠くになっていく予感。

今日ぐらいは、せめて子どもたちが、原爆のこと、戦争のことを考える日であって欲しい。

私は、一冊の絵本を開きました。
うみのしほさんの『おりづるの旅』(PHP出版)絵は、狩野富貴子さん。

広島平和記念公園にある「原爆の子の像」のモデルとなった女の子、さだこさんの物語です。
さだこさんは、原爆症のため、たった12歳で亡くなりました。彼女は、病院のベッドでつるを折り続けました。原爆の子の像は、同級生たちが、さだこさんのような犠牲者が二度と出ないように、平和への思いをこめ、寄付金を募って、作ったものです。
像の足もとには、こう書かれています。

これは、ぼくらの 叫びです。
これは わたしたちの 祈りです。
世界に 平和を きずくための

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by honnara-do | 2009-08-07 04:19 | | Trackback

ロスト・ガールズ

宮下恵茉さんの御本、もう一冊読了しました。
『ロスト・ガールズ』(岩崎書店)です。

これは、宮下さんが同人誌「プレアデス」に入会して、まもなく発表された作品だったと思います。

卒業式の服を、母さんといっしょに、デパートへ買いに出かけた珠緒(たまお)は、本当に自分が着たい服を言い出せません。
そして、自分から迷子になった珠緒。……出会ったのは、迷子の天才と名のる少女でした。

私も、中学受験失敗しているので、そのシーンはリアルで、ちょっと胸が痛くなりました。
今でこそ「自己主張」って出来るけれど、小学生の時は、それがとても難しかったかも。
女の子を応援してくれる、勇気の出るファンタジー☆ですよ。

「プレアデス」に掲載された時より、ぐんとパワーアップして、おもしろくなっていました!

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by honnara-do | 2009-07-29 23:37 | | Trackback

ヒーロー伝

少し前、伝記本(アンソロジー)の執筆をしました。
「8分で読める?!歴史のヒーロー感動の名場面」という本で、私は『冒険のヒーロー伝』にコロンブスと『発明のヒーロー伝』にアインシュタインを書いています。
初めて伝記もののお仕事をしました。お引き受けした時は不安だったのですが、やってみると、かなりはまりました。調べるのも楽しかったし、どう書くか考えるのも楽しかったです。歴史や人物像に変わりはないのですが、書く人によって個性というものが、やはり生まれます。参考までに、いろんな方が書かれたコロンブス伝、アインシュタイン伝を読みましたが、それぞれでした。今回、私は私のコロンブス伝、アインシュタイン伝が書けて、嬉しいです。
こういうお仕事があれば、ぜひ、またお引き受けしたいです。

アンソロジーなので、他の人たちがどう書いたのか、興味あり。
時間をやりくりして、ぼちぼち読んでいます。これが、ほんと8分で読めるし、勉強になって、おもしろい!
発明のほうには、レイチェル・カーソンや、ノーベル、ガリレオ、野口英世、伊能忠敬、ダ・ヴィンチ、ダーウィン、安藤百福(チキンラーメンの生みの親)、モンゴルフィエ兄弟(熱気球の発明家)が……。そして、冒険のほうには、リンドバーグ、マゼラン、鑑真、アムンゼン、ジョン万次郎、クイーン・エリザベス、トール・ヘイエルダール(いかだでペルーからポリネシアまで横断した人)、三蔵法師、津田梅子が……。

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by honnara-do | 2009-07-21 22:46 | | Trackback

「日本児童文学」7/8号と同人誌「季節風」夏号が届きました。
どちらも、児童文学者協会賞や新人賞、長編児童文学賞のことなどで、盛り上がった内容。
拙作『古道具ほんなら堂』は、新人賞の一次選考作品27点の中に選ばれていました。
「プレアデス」同人仲間の宮下恵茉さんの『うわさの雨少年』も、27点のうちの一作でした。
あと、同じく「プレアデス」の手嶋ひろ美さんの創作が、同人誌推薦作品として、「日本児童文学」に掲載されていました。ぱちぱちぱち〜(拍手!)

今年の児童文学者協会賞受賞作品は、「季節風」でお世話になっている高橋秀雄さんの『やぶ坂に吹く風』(小峰書店)でした。
高橋さんの作品は、どれもすばらしいので……いつかどの作品かが☆☆☆きっと大きな賞に輝く☆☆☆と思っていました〜
ぱちぱちぱちぱち〜(拍手!!!)
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by honnara-do | 2009-07-13 23:31 | | Trackback