カテゴリ:演劇( 28 )

高丘親王航海記

「高丘親王航海記」 ITOプロジェクト
原作 澁澤龍彦 ・ 脚本、演出 天野天街

を、観てきました。糸あやつり人形芝居、初めて拝見しましたが、想像以上にすばらしかった!

人形たちは、まるで生きているように動いていました。でも、人形独特のかたさが、幻想的なこのお芝居に妖しさを生み、何とも美しい世界が創り上がっていました。
入院中に澁澤龍彦が書き、遺作となったこの作品。天竺めざす親王と病床で死を見つめただろう澁澤龍彦が重なり、熱いものがこみあげてきました。
ラストシーンで、病におかされた親王はトラに喰われる事を望みます。その身を腹の中におさめたトラに、天竺まで運んでもらおうと考えるのです。澁澤龍彦は、死への恐怖を抱えながらペンをすすめ、このラストシーンに辿り着いたのでしょうか。祈りをこめたような、悟りをひらいたような……いろいろ考えさせられるラストでした。
また親王の人形は、亡くなった維新派の松本雄吉さんをモデルに作られているそうで、松本雄吉さんと親交のあった人は、さらに感慨深かったのでは。亡くなった人が人形となり、目の前にあらわれるんですもの、そして幻想的な旅をしながら天竺をめざすんですもの、けれど病で志半ばとなり、でもあきらめず、トラに喰われることで辿りつこうとするんですもの。
トラに喰われることを、親王はグッドアイデアのように話していました。そういう辿り着き方もある、私もグッドアイデアだと思います。澁澤龍彦や松本雄吉さんや、自分の周りの亡くなった人たちのことを考えながら、すごく救われた気分でした。ああ、レクイエムのようなお芝居だったな。

親王役の飯室康一さん主宰の京都にある劇団みのむしさん、何度かお誘い頂いたのに行けないままで、本日拝見出来て本当に良かった。
人形には細そうな糸が何本もつながっていて、絡まないのが不思議でした。人形を操るのと、声の人は別だと思っていたら、同じ人でびっくりしました。
それから、人形を作るのも操っていたみなさんだと聞いて、ふたたびびっくり。糸あやつりのみなさん、すごすぎます!

by honnara-do | 2018-04-23 00:29 | 演劇 | Trackback

舞台・おもてなし

昨日は、わかぎえふさん作・演出の舞台「おもてなし」を観てきた。
船場言葉がきれいで、所作がきれいで、衣装の着物がきれいで、舞台美術がきれいだった。とにかくきれいでええお芝居だったな。
時間が許せば、もう一度観たいと思った。
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by honnara-do | 2017-05-26 21:19 | 演劇 | Trackback

銀の系譜

晴れたのでお洗濯をした。お昼は流水麺で今年初の冷麺を作った。大学帰り駅前の八百屋で買った胡瓜をのせた。それがシャキシャキでとても美味しかった。スーパーのフニャ胡瓜は胡瓜にあらず。夜、リリパットアーミーさんのお芝居を観てきた。「銀の系譜」わかぎえふさんの脚本。
by honnara-do | 2016-06-17 23:37 | 演劇 | Trackback

バレエ発表会

お知り合いのバレエ教室の発表会に、行ってきた。なかな見ごたえがあった。主宰のHさんは、姉の幼なじみ。好きなことを続けている先輩。好きな事を続ける幸せと苦労とを、ふと考える。
by honnara-do | 2015-08-31 02:10 | 演劇 | Trackback

父のこころ

春は一番好きな季節なので、毎日るんるん、そわそわ。
暖かいのは、ほっとします。寒いのは、苦手ですー。
恐ろしい電気代の請求が、しばし落ち着くかと思うと、それもほっとします。

今日は、映画「父のこころ」観てきました(^_^)
大塚まさじさんのうつむいた横顔、最高でした。
おかはんが、髪を切ってあげるシーン、すてきでした。
おとはんの行動は、家族としてはやはり納得出来ないもんだろうけど、小道具のカセットテープがきいていて、そして受け入れてしまう優しさに繋がって、ああ、みごとだなあと思いました。

メモとして。
今月は舞台一本観ました。「洋服解体新書」を、近鉄アート館にて。
洋服の話から、だんだん革を扱う人たちの話になっていく展開。大変おもしろかったです!
わかぎえふさん、かっこいいー。
by honnara-do | 2014-03-28 17:54 | 演劇 | Trackback

「東京家族」

昨日は、出稼ぎアルバイト退職で一区切りということで、赤穂に行って、念願の牡蠣三昧してきました。牡蠣はあたると大変なので、アルバイトをしているうちは、食べるのをセーブしていました。休むと、ご迷惑をおかけしてしまうので。
アミーニの講座も、次までは少し間があくし、今なら!ということで。牡蠣大好きなのです〜地酒の「忠臣蔵」も頂き、上機嫌な今日。
お昼間に録画していた山田洋次監督の「東京家族」を観ました。
泣けた、泣けた。めちゃくちゃええ映画でした。
これが文字やったらこんなに泣けないかもしれない、映画やったから、山田洋次監督の映画やったから、あの役者陣やったからではと思いました。
書くことを業にしていこうという者としては複雑な気持ち・・・けれど、やっぱりええ映画やった。
さて、夜は書きます。私はええものを「書く」ことに精進しよう。
by honnara-do | 2014-01-29 18:29 | 演劇 | Trackback

紅の半纏

浅野彰一さんの舞台「紅の半纏」を観てきました!
毎日遊んでるみたいやけど、こういうのもお仕事のうちと思っています◎

さて、今回は、井上林子ちゃんといっしょに。他にも何名か行きたい〜と行ってくれた方がいらしたんですが、日程が合わず・・・残念でした。
林子ちゃんは、小劇場のお芝居初体験で、いや、ミュージカルには行っているらしいけれど、お芝居ほぼ初体験で、どんな反応をするかなと、ちょっと心配でした。
でも、すごく楽しんでくれたようで、よかった◎

今回の「紅の半纏」は、わかりやすくて、痛快!
江戸の火消しのお話ですからね、気持ちいいくらい、痛快でした。
お芝居初心者さんも、すっと入り込めるようなお芝居でした。
歌舞伎を観た後のような、すっきり感があるような。

脚本はわかぎゑふさん。なるほど、こういうふうにシーンを重ねていって、こう回収していくのだなと……すごく勉強になりました。
ヒロインの名前がお七だったので、八百屋お七の話になっていくのかなあと想像していたのですが、いやいやそんな単純なもんじゃなく、へえー、そうなるんだ〜の展開で、これはぜひ観に行ってのお楽しみ!

浅野さんの兆治役は、かなり当たり役だったと思いました◎
個人的には、もっと兆治に登場して欲しかったけれど、全体のバランスを考えれば、あれくらいがちょうど良かったのかなあ。でも、兆治は、また観たい、もっと観たいキャラでした!

あ、それから、着物姿の役者さんが多かったので、それを拝見するのも、楽しかったです。中道裕子さんの着こなし&髪型も、素敵やった。

江戸っ子のセリフ、江戸っ子のしゃべり方は、癖になる感じ。関西で関西弁のお芝居はよくあるけれど、こういうのはない気がしました。そして、ええなと思いました。

公演は、26日(火)までです。
興味のある方は、ぜひ!
http://shoichido.com
by honnara-do | 2013-11-22 00:39 | 演劇 | Trackback

レミング〜世界の涯まで連れてって〜

久しぶりにお芝居を、観てきました。
月に何本も観に行っていた時代もありましたが、最近では、年に数本というところ。
時間やお金や、そんなものをつい優先しがちな日々ですが、今日、劇場に足を運んで思ったことは、やっぱりたまには演劇!!!観に行くべし!!!
行かなあかん!!!

演劇は、肥やしになります。
ものを作る(書く)人間は、こういう肥やしが必要です。

さて、観てきたのは、「レミング〜世界の涯まで連れてって」
寺山修司✖維新派の松本雄吉さん。

おもしろかったあー!
オープニング五分で、一気に作品世界に連れていかれました。もう一度、あのオープニングを体験したいです!!!
舞台を観ている間は、迷路に迷いこんだような感覚。シーンごとに、脳に何か築いていくような感じ。。。そして、最後には、きっちり涯に辿り着いた快感が。
演劇ではなくモダンバレエですが、モーリス・ベジャールの「春の祭典」観た時、こんな感覚があったなあと思いながら、劇場をあとにしました。
まだ興奮していますー!
by honnara-do | 2013-06-01 21:04 | 演劇 | Trackback

石川さゆりさん音楽会!

石川さゆりさんの音楽会に、行ってきました!!!

さゆりさん、きれいすぎ、かわゆすぎ。
そして、ラスト2曲の、津軽海峡冬景色と天城越えの迫力に、鳥肌たちました!
涙が出ました!

ああ、いいコンサートでしたあ。

さゆりさんのお歌、絶対にまた生でお聞きしたいです!!!
ものすごーい、すっきりしました。パワーもらいました!!!

さゆりさん、素敵すぎ〜☆
by honnara-do | 2012-10-31 01:31 | 演劇 | Trackback

「シレンとラギ」

今年のわたしのゴールデンウイークは、出稼ぎアルバイト5日、書ける日が3日、そして1日だけ娯楽なのでした。出稼ぎアルバイトの日が多くなってしまうのは、こういう連休には仕方ないことです。
さて、その1日だけの娯楽!
劇団☆新感線の舞台「シレンとラギ」を観てきましたあー。
満足なりー。

藤原竜也くんと永作博美さんのダブル主演ですよ。

藤原竜也くん×新感線って、正直どうかなーと思っていたのです。
あの派手でロックな舞台で、藤原竜也くんはどうなるのかなとか。
あの個性的な役者さんの中で、どうなるのかなとか。(←心配しすぎで、どっちにも失礼…すみません)

そ、それが、まあ、とっても良かった!いのうえひでのりさんの演出すごーい。
ここからは、ややネタバレですが……
永作さん演じるシレンを、女性として求める「男のラギ」と、同じく永作さん演じるシレンを母親として求める「少年のラギ」を、藤原竜也くんがみごとに演じていて、ブラボー!でした。

永作さんと藤原くんの役者としての相性も、ばっちりだったと思います。
そして、古田新太さんが大活躍なのも、きゃ〜って感じでした。

髙橋克実さん、北村有起哉さんも、すごくすごかっこよかった。

チケット代高かったけれど、いい舞台を観ることも「仕事のうち」です〜☆
さあ、明日は気合い入れて、書きますよ!
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by honnara-do | 2012-05-01 00:13 | 演劇 | Trackback

作家・楠章子のきまぐれ*のんびりブログ*日々のささやかなことを書いていこうと思います


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